最後の言葉「だって私(略)」について

映画版だと正直面食らった台詞でした。ちょwwwおまwwwwここまできて結局はそうなの???みたいな感じで。最後のトークショーで出てきた今監督が「賛否両論あってザマーミロと思った」と仰ってたのに笑いましたが、正直釣られた組だったので今回はどう受け取るんだろうと舞台OPにその台詞が途中まで出てきたときからニヤニヤしてましたが、舞台だと初見ではないというのもあるだろうけど、殆ど反発無くすんなりと受け止められました。これは何でだろう。今監督が「映画は男性的だが舞台はとても女性的な作品になっている」と仰っていましたが、そういう感覚の違いとかも理由なのだろうか。

映画を最初見たときには結局よく分からなかった部分や、自分の中で消化不良だったもの、別のテーマで観ていたものが、舞台だと凄く一本の道として観られたのが印象深かったです。最後まで一途だった千代子と、橘も実は一途に千代子を見守ってきたんだね、というのが初めて分かった。最後ちょっとうるっときました。

取り合えずもう一度映画DVD観ようと思いました。きっとまた違った目で見られる筈。